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通所とは?

[ 23] 通所セオリー
[引用サイト]  http://www.jvnf.or.jp/report/report_main2.htm

医療ニーズがある療養者の通所介護サービス利用は低く、医療機器装着や医療処置があるがゆえに自宅から外出できないで、家族介護者が抱えこんでいる実態が明らかになった。さらに、療養者および介護者は医療処置等があっても安心して利用できる通所系のサービスを求めており、「通所看護」に対するニーズが明らかになった。「医療ニーズの多い人」の基準にもよるが、訪問看護を受けている医療ニーズの多い人の76%は、通所施設を利用していないことがわかった。さらに57%の人は利用可能であるという結果が出ていることから、「通所看護」のニーズは十分あり、実現の可能性も高いと考えられる。
訪問看護ステーションの調査では、利用者の約10%程度が「通所看護」の対象者であるとの結果を出している。1訪問看護ステーション当たり4〜5人程度が「通所看護」の利用者になると推察される。また、訪問看護ステーションの多くが「通所看護」を実施する上での整備すべきこととして、人員体制等を挙げていたことから、今後、これらの解決策を具体的に検討する必要がある。
愛媛県訪問看護ステーション連絡協議会の所属訪問看護ステーションの管理者に対する調査(85ヶ所中53ヶ所から回収、回収率62.4%)
脳血管疾患、難病(ALS等)、癌末期、慢性呼吸不全、脊髄損傷などの病気を持つ訪問看護利用者、四肢に麻痺や拘縮、嚥下障害や言語障害、意識障害、呼吸機能低下、痴呆などの障害を有する訪問看護利用者に対して必要だとの回答があり、合併症や複数の障害をもっている対象者には必須であることが分かった。
現在、「通所看護」の対象者がいると回答したステーションは31ヶ所(58%)、対象者数は1名から最高18名で平均4名となっていた。
3) 「通所看護」を実施する上で、人員体制の整備や場所・送迎手段の確保が必要
事業所の79%は、「通所看護」を実施する上で以下の改善が必要だと答えている。
会津若松市内の居宅介護支援事業所、訪問看護ステーションおよび通所介護施設に対する調査
(市内15の居宅サービス事業所<訪問看護ステーション5ヶ所、通所介護施設4ヶ所、居宅介護支援事業所6ヶ所>のアンケート)
1) 医療ニーズのある訪問看護利用者のうち通所サービスを利用しているのは24%
訪問看護を受けている医療ニーズのある在宅療養者の24%しか通所施設を利用していないことが明らかになった。通所介護施設では医療ニーズの多い人を積極的には受け入れていないことが背景にある(通常の看護師配置は1単位1人。一般単独型が多い)。
6ヶ所の居宅支援事業所利用者1050人のうち、医療ニーズの多い人は約8%であった。
市民回答者420人へのニーズアンケート調査、県内訪問看護ステーション7ヶ所への聞き取り調査
「最期まで在宅で家族や仲間と過ごしたい、または看取ってほしい」「できる限り自宅で療養し、必要になれば医療施設に入院したい」方など、在宅での死を希望している方は74%あった。
しかし一方で、「(在宅での最期は)現状では無理なので病院か緩和ケア病棟を利用する」など、病院で最期を迎えることを余儀なくされていると考える方は約4割弱であった。
在宅での療養を困難にする要因として、「家族に迷惑をかけたくない」という高齢者の意思、急変時の対応、痛みの対応、介護力の問題が挙げられた。
「家で看取りたいが、家族だけで看るのは大変不安なので、家族や親戚が出入りでき、看護職のいる通所施設があると良い」といった、「通所看護」への要望があった。
通所サービスにおける医療依存のある対象の受け入れ状況調査(52ヶ所、有効回答率69.2%)
1) 褥瘡、酸素吸入、皮下注射、コロストミー、尿カテーテルに関する受け入れは50%以上
医療処置の受け入れでは褥瘡、酸素吸入、皮下注射、コロストミー、尿カテーテルのある利用者は、50%以上受け入れていることが分かった。
2) 鼻腔栄養、中心静脈栄養、胃ろう、人工呼吸器、気管切開部・口腔内の吸引、ウロストミーでは制限
鼻腔栄養、中心静脈栄養、胃ろう、気管切開部・口からの吸引、ウロストミーなどでは「指導があれば受け入れ可能」「利用者の状況による」と制限が設定されていた。
表2 通所サービスにおける医療依存のある対象の受け入れ状況(「虹」より)
3) 病状を把握した個々のケア」「医療的生活ケアを受けながらの通所サービス」を希望
訪問看護ステーションの訪問事例のうち、通所看護のニーズがある利用者の看護サービス内容に対する要望調査(回答者45人)の結果は以下の通りであった。
・(医療依存度が高いため)医療職が処置など正しく的確に実施してくれること
・人工呼吸器の管理と酸素の管理(一泊くらいの宿泊施設があると良い)
宮城県内にある難病関連の患者会代表に通所サービスの要望を調査(13ヶ所、有効回答率61.5%)した結果は以下の通りであった。
訪問事例の中で、「通所看護」の必要性があると判断する事例数と、がんや難病療養者に対するケアで困っている事に関する調査(仙台市内と名取市にある訪問看護ステーション所長を対象に全数調査計38ヶ所、有効回答率50%)の結果は以下の通りであった。
・医療行為が多いため既存の通所やショートステイができる施設が限られ、生活面でも利用者の希望が叶えられない現状がある。
・できるだけ在宅に近い状態で生活できるよう、訪問看護を実施している看護師による「通所看護」が望ましい。
・訪問看護で提供している個別的ケアの部分がそのまま生かされるよう、訪問看護と「通所看護」の連携を大切にする必要がある。

 

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